- S3.10.16
高月尋常高等小学校の本館を改築。(旧本館は移築して高月公会堂として活用。)北校舎袖部分も増改築。山岡孫吉氏の寄贈により,奉安庫も設置される。
- S8
国定教科書の改訂が行われ軍事色が強まる。
- S13
明治時代より続いてきた通信簿の評定「甲・乙・丙」が十段階に変わり,さらに「優・良・可」に変わった。
- S15.9
馬上区が北富永村から南富永村へ合併する。馬上の児童も北富永尋常高等小学校から高月尋常高等小学校へ通学するようになる。
- S16.4.1
高月尋常高等小学校が南富永村立高月国民学校に改称。
- S17
高月尋常高等小学校の校地西に運動場新設。
- S19~20
高月の勝徳寺を本部に,滝川小学校からの集団疎開を受け入れる。
- S20
8月15日に終戦。混乱が予想された2学期の始業式も9月1日に例年のごとくに行われた。12.30には戦時中の教科書の軍国色の強い部分の削除指令が出る。墨で塗りつぶして使用する。
- S21.4.1
戦時中の教科書は使用禁止となり臨時の教科書を使用する。
- S22.4.1
6・3制の義務教育となり,高月国民学校が南富永村立南富永小学校に。高等科は新制中学校となり,しばらくは講堂を仮校舎にして授業を行った。やがて高月中学校,古保利中学校,七郷中学校,北富永中学校に分散。
- S23.4
高月中学校,古保利中学校,七郷中学校,北富永中学校が合併して香南中学校に。
- S24.4
南富永小学校PTA結成。6月には「父母と教師の会会則」が出来る。初代PTA会長は田辺九郎氏。
- S26.11.15
昭和天皇陛下湖国御巡幸。これを機に校門前に新しい国旗掲揚塔が再建された。
- S26
高月出身でメキシコ在住の貿易雑貨商村井謙一氏より教育資金100ドルを贈られる。(以後,母校の教育発展のためにと,毎年正月に教育資金を送金いただく。)
- S27
テープレコーダーを購入。
- S28
ヨーロッパ視察中のヤンマー社長山岡孫吉氏より直径1.2mの大きな地球儀を寄贈される。帰国後氏はこの地球儀を使って子どもたちに外国の話をされた。
- S28.3
南富永小学校に山岡孫吉氏より2,700冊の本が贈られ,県下一の図書室(ヤンマー文庫)が開設される。
- S29.12.1
南富永村立南富永小学校が高月町立高月小学校に改称。
- S30.4
高月小学校校旗を新調する。
- S30
高月小学校南校舎を高月保育所へ園舎として移築。
- S31
戦時中とりやめられていた青少年赤十字団が復活。伊香高校の運動場に郡内の5・6年生が集まり,総会と運動会を行った。
- S31.6.5
高月小学校西校舎を鉄筋3階建で増築。S32テレビ1台を購入。
- S32.7.12
山岡孫吉氏よりグランドピアノを寄贈される。音楽会を催す。
- S34.9.21
高月小学校体育館を新築。現在の校歌が出来る。
- S35
滋賀県PTAの研究指定を受けて研究に取り組み、その成果を発表し「実験PTA」を纏める。
- S36.6.20
共同調理所が完成し町内1中学校,4小学校1,800人の学校給食開始。はと号で各校へ給食を配る。一カ所で給食を作り,各校へ運搬するこの方法は県内初,全国でも画期的な取組みだった。
- S36.6
山岡孫吉氏の徳をたたえて顕彰碑を建立する。
- S36.7.1
創立88周年記念式典を挙行。給食の試食会や山岡孫吉氏寄贈による堅型ピアノ開き音楽会が行われた。記念事業の一環として郷土資料を収集し,社会科資料室ができる。
- S42
文部省より道徳教育の研究指定を受ける。
- S42.10.13
高月小学校新館鉄筋3階で増築。本館は移築して公民館として活用。
- S42.11.26
文部省指定「道徳教育研究発表大会」を開催。
- S43.2
全国指定校研究発表大会に西日本代表として参加。
- S43.9
学区民有志者の好意により鼓笛一式がそろう。それに伴い鼓笛隊発足。
- S45.12.5
道徳教育の実践が認められ,学研教育賞を授与される。
- S47.11.12
創立100周年記念式典を挙行。記念事業として百年史の編纂,学級図書の充実,記念塔の建立,教育機器の充実を図る。
- S52
児童の健康な生活の構築を目指し,主として運動の生活化について滋賀県より研究推進校の指定を受けて研究する。
- S52
長年にわたって取り組んできた保健体育の研究が認められ,財団法人日本学校体育研究連合会より表彰される。
- S56
琵琶湖国体開催。郡内各校から子ども聖火ランナーが組織され,トーチを受け渡ししながら会場の木之本町伊香体育館まで走る。