5年 しめ縄作り

 14日の2校時から4校時にかけ多くのボランティアの皆さんを講師に迎え、5年生がしめ縄を作りました。子どもたちは、事前にお借りした見本のしめ縄を見たり、しめ縄について調べたりしてこの日を迎えました。「どうやって作るのかな?」「うまくできるといいな。」「お家の人へのお土産にして喜んでもらおう。」等々やる気を感じさせてくれました。
 作り方の説明を聞き、作り方を見せてもらった後、実際に作り始めました。当初、縄のしめ方が弱く「しめ縄と呼ぶにはちょっと・・・」と思われる物が多かったのですが、ボランティアの皆さんのお助けのもと、見る見るうちに真に「しめ縄」と呼べる物へとなっていきました。「手が痛い。」「疲れる。」と言いながらも作業を進める子どもたちの表情から、でき上がっていく喜びや満足感を味わっていることが感じられました。
 また、ボランティアの方から、「米という字は、はちじゅうはちと書きます。それだけたくさんの苦労があって米ができます。」「しめ縄には、昔からの言い伝えがあります。」といったお話があり、子どもたちは聞き入っていました。

 この日のために準備していただいたこと、時間を割いて指導に来てくださったこと等ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。

3年 浅井歴史民俗資料館見学

 12月2日に3年校外学習で、浅井歴史民俗資料館へ行きました。浅井歴史民俗資料館では、湖北地域の伝統的な暮らしや道具、ものづくり等を体験することができます。社会科「うつりかわる市とくらし」の学習との関連で、子どもたちは多くのボランティアさんに手をとって教えていただきながら、様々な楽しい体験をすることができました。石臼を回してみて、その重さに驚いたり、「きなこのにおいがする。」「おいしそう!」と歓声を上げたりしていました。また、洗濯板を使っての洗濯では、水の冷たさを実感したり、当時の大変さを感じたりすることができました。
 ヨシ葺き屋根の古い屋敷の中での体験は、まるで昔の世界にタイムスリップしたようでした。100年前の人々の暮らしの工夫や大変さを実感する中で、今の生活につながる人々の努力にも気づいていってくれたことと思います。

出前授業~民生委員ってどんな人~

 26日(金)2校時、民生委員の皆様が6年出前授業を行ってくださいました。
 福祉とは、「ふ」 だんの「く」らしの「し」あわせであるといったことを聞くと、民生委員の方々は、多くの人々のくらしを見守ってくださっていることを感じました。
 授業の中で、「みんなが安心して生活できる地域をつくるボランティア活動を行っている」「みんなが困っていることを聞き取り、助けてくれる人につなぐ、つなぎ活動をしている」「一人暮らしのお年寄りの見守り活動や赤ちゃん訪問、通学時の見守り活動等様々なところで活動している」等民生委員の仕事を紹介していただきました。子どもたちは、こうしたことを知り、これまで以上に民生委員の方々を身近な存在として感じることになりました。また、「助け合う」ことの尊さを感じ、自分にできることは何かと考えたり、実際に行動しようという気持ちを高めたりする子どもたちがいました。大変有意義な時間となったことを嬉しく思います。
 最後になりましたが、この授業に向け準備をしていただいたこと、授業を参観していただいたこと等、民生委員の皆様にはお世話になりました。ありがとうございました。


 

5年校外学習

 19日(金)に5年校外学習で信楽に行きました。午前中は、宗陶苑で信楽焼陶芸体験をしました。経験豊富な陶芸家から丁寧に陶器の作り方を教わりました。その匠の技に「おぉー!」「わぁー!」と素直に反応する子どもたちでした。作り始めると、思ったようにいかず、陶芸家の方に教えを乞う姿も見られました。子どもたちの作ったお皿に湯呑、茶碗等手間と時間をかけた手造りによる成形は、温かみや味わいのあるものばかりでした。「実際に作ると難しかったけれど、いい作品ができました。」と感想を述べる子どもたちは、とても満足げな表情でした。作品は、焼いていただき2月頃に届く予定です。
 午後は、陶芸の森で、ウォークラリーをしました。8つの班に分かれ、協力していくつかの課題をクリアしていきます。暖かな日差しの中、子どもたちは、公共の場でのマナーを守りながら、「ヒューマンアニマル展」をはじめ、登り窯、野外展示を見学しました。
 今日の校外学習で、滋賀の魅力を再発見し、ますます“滋賀大好きっ子”になってくれたのではないかと思います。保護者の皆様、健康管理や諸準備等お世話になり、ありがとうございました。

校内マラソン大会

 17日(水)校内マラソン大会を行いました。時折、小雨が降る天候でしたが、2校時5,6年、3校時1,2年、4校時3,4年が予定通り実施できました。
 このマラソン大会に向け、11月に入ってコースを使った練習をしてきました。「自分の走るペースを掴みゴールまで走り切る」ことを学校全体のめあてとし、さらに、一人一人が自分に合っためあてを持ち練習を続けました。子どもたちは、タイムがよくなったり、楽に走れるようになったりすること等当日に向け、調子を上げていく様子が見られました。
 マラソン大会では、勢いよく走りだしたり、いつも以上にペースが速すぎたりする子どもたちがいました。きっと、このレースにかける意気込みの表れだと感じ、自分の力を発揮し最後まで走り切ってほしいと願いました。また、へとへとになりながらもゴールを目指して走る友達の姿に大声援を送る子どもたちがたくさんいたことは、高月小の子どもたちの温かさだと感じ、大変嬉しくなりました。走り終えた後子どもたちに感想を聞いたところ、満足感や達成感を感じたり、温かな応援ができたりしたことを喜び、こうしたことが自分にも友達にも大きな拍手を送ることにつながったのだと思います。
 走る前にめあての発表の時間を設けやる気を高めたり、走った後の感想の発表の時間を設け互いの健闘を称え合ったりしました。代表児童の言葉は、みんなの思いを代弁し、清々しい時間となりました。
 お忙しい中、応援に駆けつけてくださった保護者・地域の皆様、ありがとうございました。


園小交流会

 15日(月)3,4校時に1年生が来年度入学予定の園児を招き、「たかつき小学校 あきまつり」を行いました。いろいろな材料を使って動くおもちゃ等を作り、楽しい時間となるように進めてきました。グループでの制作のときには、昨年度のことを思い出し、「楽しかった!」と覚えている子どもたちがいました。また、「もっとこうすれば楽しくなるよ。」「これで遊んだら楽しいな。」等々当日を思い浮かべ、友達と話す姿が見られました。
 交流会が始まると、おもちゃの遊び方を教えたり、見本を見せたりして上手に進めていきました。だんだん園児の笑顔や笑い声で盛り上がると、満足そうに見守る子どもたちの姿が印象的でした。終わって「大成功!」と微笑む子どもたち、来年度から一緒に通う高月小学校で、毎日楽しく関わり友達の輪を広げてほしいと思います。


学習参観ありがとうございました

    12日(金)2校時、全校一斉の学習参観でした。保護者の皆様、お忙しい中ご参観くださりありがとうございました。参観の前、数人の子どもたちに意気込みを聞いてみました。「ちょっと恥ずかしいかもしれないけれど発表したい。」「最後までがんばる。」「がんばったねと言われるように勉強する。」等々話を聞くことができました。子どもたちは、普段とは違った気持ちで学習に臨んだことだと思います。
 参観が始まると、いつも以上に張り切って学習したり、恥ずかしいのか大人しく見えたりする様子がありました。時間が進むにつれ、楽しい雰囲気の中で学習したり、難しい課題にも真剣に取り組んだり姿が見られるようになりました。子どもたちそれぞれに力を発揮し学習参観でがんばろうとする気持ちの表れだと感じました。
 コロナ禍ということで、学習参観等計画を変更せざる得ないことが多々ありますが、保護者の皆様に子どもたちが学ぶ姿をご覧いただく機会を大事にしていきたいと思います。

 学習参観後3、4校時、佛教大学副学長の原清治先生を講師にお迎えし、PTA教育講演会が行われました。3校時は、5,6年全員と保護者等が参加しました。講演中何度も、「高月小の皆さんのことは大好きです。」とおっしゃり、6年生は昨年度のことを思い出し、5年生は初めてで驚きと楽しさを感じながら聞いていました。
 演題は、「ネット社会の現状と子どもたちや学校生活に及ぼす影響について」で、ICT機器利用の「光と影」について詳しくお話をしていただきました。特に、「影」のことを子どもたちの生活の実態に触れながら進めてくださり、その危うさ(個人情報が洩れる恐ろしさ、見ず知らずの人と安易につながってしまう怖さ、簡単に相手を傷つけてしまう雰囲気等)を丁寧にお話いただきました。中でも「ゲーム等についてルールを守ることは自分を守ることになる」と言われたことは、学校でもご家庭でも大事にすべきことと感じました。
 4校時は、保護者等大人に向けたお話をしてくださいました。子どもたちの将来に向け大人の役割の大切さをわかりやすくお話していただきました。教え込みばかりではなく、子どもたちの考えや思いを引き出し、共に考えることの大切さを再認識しました。学校の教育活動に生かしていかなければならないことだと強く感じました。
 原先生の講演は何度聞いても新鮮で心に響くことがたくさんあります。今後、多くの方に聞いていただけるように努めたいと思います。


2年校外学習

 11月5日(金)2年校外学習で、国宝彦根城と荒神山公園に行きました。彦根城の天守を間近で見て、その大きさにびっくりした子どもたちで、「てっぺんがとんがっている!」「大きな石の壁の上にたっている!」等々、子どもたちは目の当たりにした彦根城の迫力を感じていました。また、天守の中の見学では、急な階段にドキドキしながら、一番上まで登りました。「お城の中って暗いんだね。」「昔の人は、この階段を降りるのが怖くなかったのかな。」「三角や四角の形の小さな窓がある!」と、たくさんのことに気づいていました。三角や四角の形をした小さな窓は、鉄砲や矢を放つためのものだそうです。子どもたちのたくさんの気づきを学級で整理し、学びを広げていきたいと思います。
 午後から、荒神山公園に行き、遊具で遊んだりして楽しい時間を過ごしました。一日天候に恵まれ、元気に活動できたことが何よりでした。きっと、その日のお家での話題に上がったことだと思います。

生け花(夢を語る会)

 10月25日、11月1日の昼休みの時間、「夢を語る会」の皆様が、毎年恒例の「生け花」づくりを行っていただきました。今年は、1~3年は25日、4~6年は1日とし、それぞれ前半い組、後半ろ組と分かれて行いました。
 子どもたちは、たくさん用意していただいた花から好きな花を選び、作っていきました。どれにしようかと迷いながらも楽しく取り組んでいく子どもたち、でき上がった生け花を互いに見せ合いながら、❝大満足❞する子どもたち等々笑顔いっぱい、素敵な時間を過ごしました。きっと、お家での話題に上ったことだと思います。
 以前は、春と秋に行っていただいておりましたが、新型コロナウイルス感染予防のため今回だけになります。引き続いて、こうした活動ができることを願い、子どもたちが、生き生きと楽しむ姿が見られることを楽しみにしています。
 花やオアシス等事前の準備や当日の運営のためご尽力いただいた「夢を語る会」の皆様、本当にありがとうございました。


図書贈呈式

 10月27日、社会福祉協議会の皆様から、たくさんの図書を寄贈していただきました。辞典やシリーズ本等をいただき、子どもたちの読書活動に役立たせていただきます。ありがとうございました。
 贈呈式には、6年図書委員会の子どもたちが参加し、代表が「大切に使うこと」や「新しい本との出会いにわくわくしていること」等を話し、お礼を述べました。
 今、真に❝読書の秋❞と呼べる時期です。学校では、たくさん本を読んだ子どもたちに、毎月「読書賞」を渡しています。これからも、子どもたちがどんどん読書をし、その時間を楽しみ、心を豊かにしていくことを願います。