3年 高月町の移り変わり

 3月8日に七里藤吾先生をゲストティーチャーにお迎えして、3年社会科「うつりかわる市とくらし」の学習を行いました。七里先生の様々な体験をお聞きし、また、持参された当時の写真や資料を見せていただくことで、高月町の昔の生活の様子をいっぱい知ることができました。今とは全く違う道の様子、圃場整備される前のハンノキが立ち並ぶ田園の様子などの写真には、「えっ、ここ、どこ?」と驚きながら見入っていました。また、配給切符や軍事郵便の実物も見せていただき、戦時下の生活について詳しく知ることで、ロシアの侵攻にさらされているウクライナの子どもたちのことにも思いをはせることができました。更に、山岡孫吉さんが郷土の発展や子どもたちの将来のために非常に力を尽くされたこと、こども議会での中学生からの要望が反映されて『出会いの森 高月図書館』ができ、その後、町民の読書量が連続日本1位に輝いたことなど、子どもたちは驚きとともに故郷のすばらしさに対する誇りを感じてくれたことと思います。実体験を基にしたお話から、教科書やインターネットからだけでは伝わりにくいたくさんのことを、子どもたちは学び取ったことと思います。
 七里先生に心から感謝をしたいと思います。ありがとうございました。