6年「学びの実験室」

 1月24日(火)長浜バイオ大学で6年い組の「学びの実験室」の学習がありました。これは長浜市の小中学校が、理系の専門大学である長浜バイオ大学で理科の実験を中心とした学習を行う教育活動です。指導者も大学の先生で、大学の実験室で大学の実験器具を使って学び、理科の興味関心を深めることも目的の一つとしています。

 学習は午前の部として実験観察が三つ、「リトマス試験紙で水溶液および自分が持ち寄った水溶液の仲間分け」「PH試験紙で水溶液の酸性・アルカリ性の強さ調べる」「PHメーターで酸性・アルカリ性の強さを調べたり比べたりする」を行いました。

 その後昼食で大学の「学食体験」として学食でカレーライスをいただきました。

 午後は二つの実験観察、「色付きスティックのりの色の変化と酸性・アルカリ性との関係を調べる」「指示薬を身近な野菜から作り、それで水溶液の仲間分けをする」でした。

 子どもたちは大学の先生から学習のめあて、実験の方法を聞き、実験を行いました。どの子も真剣かつ興味をもって実験を行い、その結果に見入っていました。

 学食体験では、特別に用意していただいたカレーライスをおいしそうに食していました。新型コロナウイルス感染症予防のため、一方向での食事でしたが、大学の学食で食べる食事は特に美味しかったようです。

 午後の実験も「ステックのりの色が塗ると透明になるのはなぜか?」という投げかけで、そのわけを実験で解明していました。

 小学校ではなかなか専門的にできない探求的な理科の学習を体験し、理科に興味関心を持ってくれたことと思います。

 地元にある専門大学で学ぶ機会があることは、子どもたちのこれからの人生にとって大変大きな意義があると感じました。

 6年ろ組は25日(水)の予定でしたが、雪のため中止となり、2月7日(火)に実施する予定です。

雪の中休み

十数年に一度といわれた寒波が到来し、大雪の心配をしていましたが、学校は通常通り実施することができました。

しかし氷点下を記録した朝夕は、路面が凍結し交通渋滞が発生しました。寒波のピークは過ぎた模様ですが、積雪は残っています。

寒さの中でも、子どもたちは中休みを待ちかねたように元気に外へ飛び出し、雪遊びに夢中になっていました。雪だるまつくりや雪合戦、大玉つくりなど運動場に積もった雪を遊び道具に変えていました。

子どもたちにとって雪は最大の遊び道具。中休みには運動場が久しぶりに子どもたちの元気な声が響き渡っていました。

不審者対応 避難訓練

1月19日(木)に今年度4回目の避難訓練を行いました。今回は、「不審者が学校へ侵入したことを想定して」の訓練でした。

それぞれのクラスが先生から不審者対応について学級指導を受けた後、緊急放送により不審者が学校へ侵入してきたことに対する避難訓練の放送がありました。

各学年クラスでは、ドアの施錠、教室内が見えないように窓に目隠しを行い、入り口から遠い位置に固まって避難しました。

訓練ではありますが、どのクラスも静かに速やかに対応ができていました。

その後、警察署よりお借りした「不審者対応のビデオ」を視聴し、改めて不審者から身を守るために重要なことを再確認しました。

学校内だけではなく、登下校中もいざ自分が出会ったときどうするかが重要です。

今回の訓練をもとに教師も子どもも一人一人が防犯意識を高めていきたいと考えました。

避難訓練前の事前指導
不審者侵入を防ぐための対策
教室内が見えないよう目隠し
不審者対策のビデオ視聴
真剣にビデオに見入る子どもたち

1年「昔の遊びを教えてもらおう」

1月18日(水)3・4校時に1年生の生活科で「昔の遊びを教えてもらう」の学習を行いました。教えてもらったのは、学習ボランティアの皆さんです。

当日は11人のボランティアさんに来ていただき、お手玉、けん玉、メンコ、コマ回し、あやとり、ビー玉、「引っ付きむし」の種子を使った魚釣りの遊びを教えてもらいました。

子どもたちはグループごとに時間を決めて全ての遊びをボランティアさんに教えてもらいながら体験しました。

子どもたちに今でもなじみのある遊びや初めて体験する遊びもあり、興味津々で遊んでいました。

けん玉は、初めは玉を上に投げるタイミングがわからず苦戦していましたが、ボランティアさんのやり方を見て、何度も挑戦するうちに上手に上げられるようになりました。

突然皿の上に玉が乗り、びっくりした表情ながらも嬉しそうに「できた」とみんなに見せる様子は成功体験として自信に満ちていました。

コマ回しは、紐の巻き方や投げ方に苦労していましたが、何度失敗しても挑戦し続ける姿は、子どもの持つ探求心の表れだと感心しました。

今はゲームで遊ぶことが多く、今日体験した遊びや友だちと外で走り回って遊ぶ機会が少なくなっています。しかし今日の子どもたちの様子を見ているとどんな遊びも知れば昔のように楽しく夢中になって遊ぶことができます。

ボランティアの皆さんのそのことを教えていただいた体験だったと思います。 ボランティアの皆さん本当にありがとうございました。

魚釣り(竿も魚もボランティアさんの手作りです)

夢を語る会「いろいろ遊び」

1月16日(月)の昼休みに「夢を語る会」主催のいろいろな遊びが行われました。今回は1年生から3年生が対象でした。

遊びの内容は、カロム、ビーンボウリング、輪投げ、ペグソリティア、スカットボール、皿回しの6種類です。遊び用具も夢を語る会の皆さんが用意をしてくださいました。

昼休みになって子どもたちは、期待に胸を膨らませて体育館にやってくると、思い思いの遊び道具を使って歓声を上げて遊んでいました。

それぞれの遊び場に夢を語る会のメンバーさんが付き、子どもたちに遊び方の指導や声掛けをしていただきました。

40分間の遊びの時間でしたが、子どもたちは遊び場を変えながら時間を忘れて遊びに夢中になっていました。

遊びの様子を見て感心したことは、高月小の子どもたちは、一つの遊び場で順番を待っている時、長い列ができてもしっかり順番を待っています。また、遊びをやっている子を応援したり、やり方がわからない子に教えてあげたりととてもいい姿が見られました。

遊びを通じて異学年の交流や多世代交流ができ、子どもたちの知的好奇心が揺さぶられていました。

次回、1月30日(月)は、4年生から6年生対象に遊びを開催していただきます。

夢を語る会の皆さん、楽しい時間をありがとうございました。

皿回し
カロム
ペグソリティア
輪投げ
ビーンボウリング
スカットボール

2023年明けましておめでとうございます。

 新年あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりありがとうございました。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

 3学期が始まりました。新型コロナウイルス感染症の終息はまだまだ見えず、今年も感染予防対策をしつつの学期始まりとなりました。

 しかしながら、子どもたちは元気に登校し、その表情には新たな気持ちと「やるぞ」という意欲をみなぎらせています。始業式でも、式が始まるまで静かに待っている姿や先生や友達の話をしっかり目で聞いてる姿を見ると新学期にかける気持ちが伝わってきました。

 始業式の中で「3学期は学年のまとめの学期ではなく、新しい学年に向けてステップアップする学期です。」と話しました。各学年でもそれを意識して教室の前に「〇年生まであと50日」という日めくりや週予定の中に新学年に向けて取り組もうと書かれるなどしています。

 是非、実のある3学期を子どもたちが過ごせるよう職員一同全力で取り組みたいと考えています。どうよよろしくお願いいたします。