6年学びの実験室

 い組は18日、ろ組は19日、長浜バイオ大学で「学びの実験室」が行われました。6年理科の水溶液の学習をもとに水溶液の性質(酸性・中性・アルカリ性)について様々な実験を行いました。小学校では、リトマス試験紙を使い色の変化から性質を調べますが、今回は更に詳しくPH(ペーハー)を調べる試験紙や器具を使って調べました。子どもたちは、初めての実験に戸惑うことがありましたが、バイオ大学の担当の先生方からの説明や演示実験等支援を生かし進めていきました。特に、持参した水溶液の性質がわかると、「やっぱり、予想通りだった。」「ちょっと違っていた。なんで?」「不思議?」等々の反応をしていました。また、PH値を見て詳しくわかると「酸性だとは思っていたけれど、強い酸性だと思わなかった。」「中性にも違いがあることにびっくりした。」等々学校とは違う実験に感心を深めていました。
 本校では、「学びのあいうえお」を大切にした授業づくり、❝わくわく感❞等 子どもたちの心が動く 瞬間を創り出すことを目指しています。この「学びの実験室」での2時間余りで、子どもたちの心はどんどん動き、進んで調べ結果が得られたことに大きな満足感を味わ い実験の楽しさを十分体感したことだと思います。
 こうした貴重な学びの場をいただきましたこと、また、わかりやすくご指導くださいました皆様方にお礼申しあげます。ありがとうございました。

3学期始業式

 あけましておめでとうございます。保護者・地域の皆様にとりまして、この一年が幸多き年となりますことを祈念しております。
 さて、年末年始の降雪によりたくさんの雪が残る中 、1月7日から3学期が始まりました。 冬休みの間、大きなけが等なく過ごした子どもたちは、元気に登校し「おはようございます。」と挨拶する姿は何よりでした。
 始業式の中で、主に2つの話をしました。一つ目は、「やる気」の大切さです。これまで子どもたちは、学習・運動に一生懸命取り組み力をつけたり、友だちと楽しく活動したりしてきました。さらに、自分の力を伸ばしたり、より楽しい学校生活を送ったりするために、やる気を持ち努力を重ねることが大切であることを話しました。冬休み中の学習課題の一つに「新年のちかい」があり、それには子どもたちのやる気が書き表わされていると思います。大いに楽しみです。二つ目は、「進んで挨拶をしよう」ということです。特に、朝の「おはようございます。」という挨拶を聞くと元気がもらえること、お互いに気持ちよくなることを伝えました。さらに、「元気な挨拶の声を地域の皆さんに届けよう。」と話しました。高月小学校区には、登下校時の安全を見守ってくださっている地域の方々等多くの皆さんが学校への支援をしてくださっています。こうした方々への感謝の意味を込めて元気な声で挨拶をしようと呼びかけました。そして、2名の登校班長が代表として、毎朝スクールガードの皆さんに行っていると同じように「ありがとうございました。」と言い、お礼をする姿を見せました。模範となる姿でもっともっと広がっていくように話しました。
 続いて、各学年の代表児童が、冬休みのくらしや「新年のちかい」について発表しました。冬休みの思い出や自分のめあてを堂々と話す姿を見ていると、頼もしさを感じ、これからの生活に生かしてほしいと思いました。
 その後、担当者が、雪道での歩き方等冬場での交通安全・マナーの大切さについて話しました。何度も同じことを繰り返し話し、子どもたち一人一人が自ら安全な行動がとれるようにしていきたいと思います。
 3学期は、一年間の中で最も短い学期ですが、「一年間のまとめ」、「次年度の進級、6年生は卒業・中学校への進学」という大きな節目であり大変重要な時期となります。また、厳しい寒さの時期となり、かぜ・インフルエンザ・コロナウイルス感染予防等体調管理の重要性が増すことになります。今一度、子どもたちに「健康・安全な生活」への実践力を高められるよう努めます。
 保護者・地域の皆様、これまで同様、ご支援をよろしくお願いします。