4年人権学習

 20日に人権擁護委員2名を講師に迎え、4年人権学習を行いました。ビデオ「プレゼント」を視聴し、いじめについて考えました。ビデオの内容は、「自分中心の考えの主人公の大切な犬がいなくなったことをきっかけに、いじめられていた友達も心の葛藤がありながらもいっしょに探します。そして、犬が無事に見つかり主人公がいじめていたことを謝る」ということでした。子どもたちは、いじめてしまう主人公の心情、いじめられている友達の心情等を考えました。最後に、主人公がどのようにして友達のことを考えるように変わったのかについて考えました。
 子どもたちは、いじめについて身近な問題と捉え、考えを発表しました。講師から「子どもたちがたくさん発表したことは大変よかった。」「いじめについて自分のこととして考えていたのが伝わってきた。」等のお話がありました。
 学習後の感想には、「いじめることはダメだと感じた。いじめている人は、いじめられている人の気持ちがわからないのだ。」「自分が悪いと思ったら謝る。助けてほしいときは、SOS(ミニレターに電話したり、手紙を書いたりする)。」「見ているだけの人もいじめているのと同じだと強く思った。自分中心の人と相手のことを考えらえる人との違いがよくわかった。」等々自分の思いを書き、交流しました。この学習での学びを生かし自分も友達も大事にする気持ちを持ち続けてほしいと思います。
 人権擁護委員のお二人には、事前準備や指導等お世話になりました。ありがとうございました。