6年修学旅行(奈良・京都)

 20日、21日6年修学旅行でした。風が冷たく肌寒さを感じることがありましたが、二日間子どもたちは元気に活動しました。
 一日目は、奈良市内で歴史に関する学習を深めることができました。午前中は、平城宮跡歴史公園内で「いざない館」の展示物や「みはらし館」のVRシアターを見ました。今から1300年以上昔の平城京や当時の人々の暮らしを知ることになりました。午後からは、班でコースを決め奈良公園や東大寺の大仏殿を見学しました。大仏や南大門の金剛力士像等荘厳な姿を目の当たりにして、驚いたり感心したりしました。こうした子どもたちを見ていると、やはり、生の姿を見るという体験は貴重であると感じました。さらに、二月堂から見る景色を俳句にした子どもたちがいました。
 「奈良のまち 二月堂から 秋さがし」
名句ができ上がりました。これには拍手喝采、すばらしいの一言です。
 また、公園内にはたくさんの鹿がおり、鹿せんべいをあげました。そっと近づいてきたり、後を追いかけたりする鹿と戯れる様子があちらこちらで見られました。

 二日目は、京都東映太秦映画村へ行きました。事前に2枚の有料チケットをどこで使うか等を班で相談し動きました。早く着いたおかげで、相当怖いと評されている、人気の「お化け屋敷」に入りたいという子どもたちの願いが通じ、入ることができました。出てきた子どもたちの反応は様々、「また入りたい!」という声とともに「絶対やめ!」という声も聞かれました。
 この修学旅行では、奈良公園近くの土産物店と映画村内の土産物コーナーで買い物をする時間をとりました。自分の物やお家へのお土産を選び決める子どもたち、買い物の楽しさを感じるとともに家族への思いを深めたことでしょう。買い終わると、にこにこ笑顔、互いに買った物を見せ合ったりしました。
 保護者の皆様には、修学旅行が延期となり準備等ご心配をおかけしましたが、実施できたことで一安心していただいたことだと思います。きっと、ご家庭で土産話に花が咲いたことでしょう。