学習参観ありがとうございました

    12日(金)2校時、全校一斉の学習参観でした。保護者の皆様、お忙しい中ご参観くださりありがとうございました。参観の前、数人の子どもたちに意気込みを聞いてみました。「ちょっと恥ずかしいかもしれないけれど発表したい。」「最後までがんばる。」「がんばったねと言われるように勉強する。」等々話を聞くことができました。子どもたちは、普段とは違った気持ちで学習に臨んだことだと思います。
 参観が始まると、いつも以上に張り切って学習したり、恥ずかしいのか大人しく見えたりする様子がありました。時間が進むにつれ、楽しい雰囲気の中で学習したり、難しい課題にも真剣に取り組んだり姿が見られるようになりました。子どもたちそれぞれに力を発揮し学習参観でがんばろうとする気持ちの表れだと感じました。
 コロナ禍ということで、学習参観等計画を変更せざる得ないことが多々ありますが、保護者の皆様に子どもたちが学ぶ姿をご覧いただく機会を大事にしていきたいと思います。

 学習参観後3、4校時、佛教大学副学長の原清治先生を講師にお迎えし、PTA教育講演会が行われました。3校時は、5,6年全員と保護者等が参加しました。講演中何度も、「高月小の皆さんのことは大好きです。」とおっしゃり、6年生は昨年度のことを思い出し、5年生は初めてで驚きと楽しさを感じながら聞いていました。
 演題は、「ネット社会の現状と子どもたちや学校生活に及ぼす影響について」で、ICT機器利用の「光と影」について詳しくお話をしていただきました。特に、「影」のことを子どもたちの生活の実態に触れながら進めてくださり、その危うさ(個人情報が洩れる恐ろしさ、見ず知らずの人と安易につながってしまう怖さ、簡単に相手を傷つけてしまう雰囲気等)を丁寧にお話いただきました。中でも「ゲーム等についてルールを守ることは自分を守ることになる」と言われたことは、学校でもご家庭でも大事にすべきことと感じました。
 4校時は、保護者等大人に向けたお話をしてくださいました。子どもたちの将来に向け大人の役割の大切さをわかりやすくお話していただきました。教え込みばかりではなく、子どもたちの考えや思いを引き出し、共に考えることの大切さを再認識しました。学校の教育活動に生かしていかなければならないことだと強く感じました。
 原先生の講演は何度聞いても新鮮で心に響くことがたくさんあります。今後、多くの方に聞いていただけるように努めたいと思います。